Washburn N-4のスカーフジョイント部の接着不良を修正します。
以前に一度修理されているとの事ですが、スカーフジョイント部のグリップ側の端が動く状態の為、オーナー様とご相談の上、今回はズレ部分を除去し、補強材をはめ込んで押さえる形で加工していきます。
トリマーで接着不良部分をトリミングし、パドゥクで作った補強材をエポキシで接着します。
今回は接着剤の選定に悩みましたが、オイルフィニッシュのネックなので耐候性を考え、エポキシを使用しました。
また、補強材と言っても今回はあくまでもスカーフジョイント部の固定と形状の修正が目的で、ネックの強度を上げるという訳ではありません。
エポキシの硬化を待ち、続いて補強材の整形の作業に入ります。担当:渡部