2012年6月11日月曜日

レスポールタイプのネック折れ修理

BURNY LPタイプのネック折れ修理です。

ネックとヘッドが分断し、欠損部分も多い状態から修理していきます。

以前に一度ネック折れ修理をされている楽器の為、先ずは以前の修理の際の接着剤を綺麗に取り除きます。

続いて、ロッドカバーのビス穴を利用してアクリル板でヘッドとネックの位置固定プレートを作ります。
これで、ネックとヘッドが分かれていない、ヘッドトップでつながっているネック折れ修理と同じ状態になります。

クランプを掛けて接着面の状態を確認し、一旦固定用のアクリルプレートを外します。
接着面にタイトボンドを塗り、再度アクリルプレートをセットしクランプを掛け圧着して、まずは最初の折れ部分の接着作業完了です。

接着剤の乾燥を待ち、続いて補強作業に入ります。
担当:渡部