Fender STのフレット交換です。
フレットを抜き、指板面の状態を確認したところ、1弦側の逆反りが強い捻れが見られました。
加えて、今回は元々幅2mmのヴィンテージタイプのフレットからジムダンロップ#6100(幅2.79mm)へ交換となりますが、オーナー様ご自身でフレット脇丁度のところまでスキャロップ加工をされており、新しいフレットを綺麗に乗せる面が取れない状態でした。
しっかりと指板修正をすると、大幅なスキャロップ加工のし直しが必要となりますが、大幅なスキャロップ加工のし直しはしたく無いとのご希望を頂いていますので、先ずは新しいフレットを綺麗に乗せられるように、フレットを乗せる面の面出しと捻れの修正の半分位迄を指板修正で行い、フレット打ち込み後に均す程度にスキャロップの修正を行います。
指板修正の作業まで完了しました。
続いてフレットを打ち込んで行きます。
担当:渡部