ギター工房弦 過去の作業ブログ
2017年6月14日水曜日
AD-80Nのフレット交換・指板修正
AriaDreadnought AD-80Nのフレット交換、指板修正です。
先ずはフレットを抜き、弦を張った状態で指板の状態を確認します。
ネック起きに拠るネックセットポジション手前の沈み込みが見られ、加えてトラスロッド締め切りが近い状態だった為、順反りも修正する形で指板修正を行います。
弦を張っている時と同じテンションをネックにかけた状態でトラスロッドを緩め、順反りを出した状態から指板の直線を出し直していきます。
特にアコースティックギターでは、フレット交換の際に楽器の寿命を延ばす形で指板修正を行う事が重要です。
指板修正の作業まで完了しました。
続いて、フレットの打ち込みの前に力木剥がれ修理の作業に入ります。
担当:渡部
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