D-1のフレット交換・指板修正

Martin D-1のフレット交換・指板修正です。

先ずはネックの状態を確認したところ、トラスロッドを一杯まで締め込んでも少し順反りが残る状態だった為、指板修正を行い改善します。

ネックに弦を張っている時と同じテンションを掛けた状態でトラスロッドを戻し、順反りを出した状態から指板の直線を出し直していきます。直線の修正と同時にフレット溝のクリーニングも行い、指板を磨るペーパーの番手を上げて、仕上げていきます。

ボディバインディン剥がれ2箇所の再接着作業も完了しました。

続いて、フレット打ちの前に力木剥がれ修理に取り掛かります。

担当:渡部