2014年4月15日火曜日

HANK WILLIAMS JRのナット・サドル交換、ペグ交換

Gibson HANK WILLIAMS JRのナット・サドル交換、ペグ交換です。

ネックが順反りの状態でナット弦高が低すぎる状態だった為、先ずはトラスロッドの調整をしてナットの交換作業に入ります。

元のナットを取り外し、設置部をクリーニングしてから荒加工した無漂白牛骨を楽器に取り付け、弦を張った状態で弦溝の調整を行います。
元々指板幅に対してナットでの1弦-6弦間が広く、弦落ちがし易かったとのことで、今回は1弦-6弦間の数値を39.1mmから37mmまで狭めて弦溝を切っています。

ナット弦溝の調整完了後、サドルも同様に無漂白牛骨で製作・調整し、調整が仕上がった段階でナット・サドル共に整形と磨きをして仕上げます。

弦高はお預かり時の12F:1.6mm-2.5mmの状態から、12F:2.0mm-2.5mmまで上げて調整しました。



最後に、ペグをTonePros TPK33-Cに交換して作業完了です。

お待たせしました!担当:渡部