Morris LF-3のナット・サドル交換です。
ペグ交換に続いて、ナット・サドルの交換作業に入りました。
先ずはナット取り付け部のクリーニングを行い、接着剤を除去して平面を出し直します。
ナット・サドル共に無漂白牛骨を製材・荒加工して楽器に取り付け、弦を張った状態で各弦毎に調整を詰めて行きます。
調整が仕上がった段階で一旦楽器から取り外し、整形と磨きの作業をして改めて楽器に取り付けて弦を張り、状態の確認をして作業完了です。
弦高は、お預かり時の12F:2.2mm-2.9mmの状態から12F:1.8mm-2.3mmまで下げて調整していますが、指板修正によって弦高を下げている為、サドル高は元のサドルとほぼ同じ高さを保っています。
これで、指板修正・フレット交換・ペグ交換・ナット交換・サドル交換の全ての作業完了です。
大変お待たせしました!担当:渡部