まずは、ナットが無く弦が張れない状態だったので、ナット設置部の平面を整えて漂白牛骨でナットを製作し、弦溝を入れて大まかな高さを調整した上で弦を張り、状態の確認をして、元のフレットを全て抜き取り指板面の状態を確認した所、トラスロッドの締め切り、5F辺りが盛り上がり、12〜19F辺りが沈み込む波打ちが見られたので、指板修正に入りました。
ネックにテンションを掛け、順反りを若干加えた状態で指板面を削り、直線を出し直し、指板Rを整えてサンドペーパーの番手を上げて仕上げていきます。
フレット溝のクリーニングをして、JESCAR / FW43080-NS フレットの打ち込みまで完了しました。
続いて、フレットの仕上げの作業に進みます。 担当:長瀬