2012年10月21日日曜日

D-28のナット交換

Martin D-28のナット交換です。

トラスロッドを締めて順反りを修正した際にナット弦高が低くなり過ぎる状態だった為、ナットを交換し改善します。

トラスロッドの調整後、ナットを取り外し、先ずはナット設置部分の接着剤の除去と平面出しの作業を行います。
続いて、無漂白牛骨でナットを新しく制作し、弦を張った状態で弦溝の調整を詰め、一旦ナットを取り外して改めて整形と磨きの作業をして楽器に取り付けます。

作業完了です。
今回はネックの順反りが大きかった為、12F:2.4mm-3.2mmの状態からナット交換の作業だけで12F:1.8mm-2.5mmまで弦高が下がっています。

お待たせしました!担当:渡部