2014年4月11日金曜日

WH-20のナット・サドル交換

Morris WH-20のナット・サドル交換です。

フレットの仕上げに続いて、ナット・サドルの交換作業に入りました。

先ずはナット設置部分のクリーニングを行い、接着剤を取り除き底部の平面を綺麗に出し直します。
無漂白牛骨素材を荒加工して楽器に取り付け弦溝を切り、弦を張った状態で弦溝の調整を詰めます。

ナット弦溝の調整が仕上がった段階でサドルも同様に製作し、ナット・サドル共に最終的に形状の整形と磨きをして仕上げ、楽器に取り付け作業完了です。



弦高はお預かりとほぼ同じ12F:2.0mm-2.5mmで調整していますが、サドル高は元よりも上げている為、サドルに対して弦のテンションがしっかりと掛かり、鳴りも良くなっていると思います。

お待たせしました!
担当:渡部