YAMAHA FG-350Dのフレット交換です。
先ずはフレットを抜き指板の状態を確認しますが、フレット上に見られた7-8Fの大きな盛り上がりはフレットの浮きによるもので、指板面は見事に綺麗な状態でした。
が、トラスロッドを締め切った状態でやっと真っ直ぐになる程順反りが大きく出ていたのと、加えて今回は弦高を下げて調整をする為に大幅な指板修正を行います。
ネックに弦を張っている時同じテンションを掛けた状態で指板のローポジション側を重点的に削り、指板上でネック角度を若干増す形で修正して行きます。
指板修正後、フレット溝の調整をし、同時に指板修正により剥げた指板着色をし直しています。
続いてフレットの打ち込みの作業に入ります。
担当:渡部