2011年10月30日日曜日

PUM-1のボディ加工、全配線、トータルチューニング

P-PROJECT PUM-1のボディ加工、全配線、トータルチューニングです。

ブリッジサドルが下がりきって弦高を下げられない為、ブリッジ自体をボディに落とし込みます。
ルーターでブリッジ下を2ミリ落とし込みます。
この際に、ブリッジの弦通し穴がザグリに干渉する為、ザグリのボディエンド側を5ミリ拡大して加工します。
ブリッジを元通り組み込み、続いて全配線に入ります。

配線材をMOGAMI / 2520シールド線に交換します。
交換が可能な線を全て2520に交換して、元の長すぎる線は短くカットします。
また、PUの高さ調整スポンジが劣化しているので新しいものに交換します。

続いて調整に入ります。
ネックが順反っているのでトラスロッドを締めて調整します。
1弦ナット弦高が高い為、弦高バランスを見ながら溝切り調整し、弦高を12F1-5弦1.7-2.2ミリに調整します。
オクターブを合わせ、PUの高さを調整して作業完了です。

お待たせしました。 担当:重森