今回はお客様のご希望により、ナットの1弦-6弦間ピッチを1弦側を1mm、6弦側を0.5mm狭め、39mmで製作します。
先ずは元のナットを取り外し、ナット設置部分に残った接着剤を取り除いて綺麗にして平面を整えます。
無漂白牛骨を製材・荒加工して楽器に取り付け、弦を張った状態でナット溝の微調整を詰めます。
続いて、サドルも元のサドルを参考に無漂白牛骨を荒加工して楽器に取り付け、こちらも弦を張った状態で調整を詰めます。
調整が仕上がった段階で、ナット・サドル共に楽器から一旦取り外し、整形と磨きの作業をして改めて楽器に取り付けます。
弦を張り、状態の確認をして作業完了です。
お待たせしました！担当:渡部
