D'Angelico NYL-1のナット交換・トータルチューニングです。
摩耗によりナット弦高が若干低くなっており、開放弦で音詰まりが見られた為、ナットを交換し改善します。
先ずは元のナットを取外し、ナット設置部を綺麗にクリーニングします。
続いて漂白牛骨を製材・荒加工して楽器に取り付け、弦を張った状態で各弦の弦溝を微調整して行きます。
弦溝の調整が仕上がった段階で一旦楽器から取外し、整形と磨きの作業をして改めて楽器に取り付けます。
弦高は12F:1.5mm-1.5mmで調整しています。
作業完了です。お待たせしました!
担当:渡部