2014年3月14日金曜日

HUMINGBIRDのナット・サドル交換



Gibson HUMMINGBIRDのナット・サドル交換です。
ナット・サドル共に無漂白牛骨素材を使用して製作・交換します。

先ずは元のナットを取り外し、設置部分の平面を出し直します。
続いて無漂白牛骨を荒加工して楽器に取り付け、弦溝を切り、弦を張った状態でナット弦高の調整を詰めていきます。

ナットの高さが決まった段階でサドルの交換作業に入ります。
元のサドルから数値を計算して無漂白牛骨を荒加工し、ナットと同様に、楽器に取り付け弦を張った状態で微調整をして仕上げます。

最終的にナット・サドル共に整形と磨きの作業をしてから改めて楽器に取り付け、弦を張り状態の確認をして作業完了です。



弦高は、お預かり時の12F:1.1mm-1.0mmから、12F:1.8mm-2.3mmまで上げて調整しました。

お待たせしました!担当:渡部