Martin OM-42のフレット交換・指板修正です。
フレットを抜き指板の状態を確認したところ、ネック起きによるネックセットポジションでの沈み込みが見られた為、指板修正で改善します。
ボディを固定し、ネックに弦を張っている時と同じテンションを掛けた状態で指板修正を行い、全体のバランスを見ながら指板の直線とRを綺麗に出し直していきます。
指板修正の作業と同時にフレット溝に溜まった接着剤を掻き出すクリーニングも行い、続いてフレットの打ち込みの作業まで完了しました。
フレットはジェスカーフレットFW9676-NSを使用しています。
指板修正の作業の前にナットを取り外すのに手間取りましたが、何とか外せました。
続いて、フレットの仕上げの作業に進みます。
担当:渡部