Takamine PT-406のフレット交換・指板修正です。
先ずはフレットを抜き指板の状態を確認します。
フレット上と同じ傾向で、3F〜5Fが沈み込み、7F〜10Fが盛り上がる波打ちが見られた為、指板修正で改善します。
ネックに弦を張った時と同じテンションを掛けた状態で指板修正を行い、0F〜2F辺りと7F〜10F辺りを重点的に削り、指板の直線を出し直して行きます。
重点的にとは言っても、設計的に大幅な指板修正は出来ない状態の為、あくまで最小限の範囲で作業しています。
指板修正後、フレット溝のクリーニングをしてフレットの打ち込みまで完了しました。
フレットは、ジェスカーフレットFW9676-NSを使用しています。
続いて、フレットの仕上げの作業に進みます。
担当:渡部